ご挨拶

~ ご挨拶 ~

CROSS BORDERは90年代初頭、インターネット時代の幕開けとともに日本で誕生しました。当初は日、独、ベルギー、米、中などの中国問題のスペシャリストたちが、国境を越えて緩やかな共同体を築き上げ、英文の中国経済ニュース(China Business Facts on Fax)を欧州全域で発行しておりました。当時は信頼性の高い中国情報が少なかったこともあり、欧州を中心に企業家や経済人から高い評価を受けていました。

90年代初頭といえば、Windows3.1が鳴り物入りで登場した頃で、人々は原始人さながらの表情でおっかなびっくりパソコンなるものとの接触を始めた時代でした。もちろんEメールなどやっている人は皆無に等しかったです。今日のような便利なメールソフトもない時代で、私はいつもDOSの画面上で悪戦苦闘しながらコマンドを打ち込んで操作していました。アンカーマンがいるドイツからEメールで送られてくるレイアウト済みのニューズレターが、私のパソコン上できれいに展開されるたびにガッツポーズしたものです。

今日ではそんな話をしてもピンと来る人はほとんどいません。クロスボーダーという言葉自体も陳腐に響くほどのボーダレス社会になってしまいました。私は今、日本の金沢で生活しています。この金沢でCROSS BORDER立ち上げ時のあれやこれやのエピソードを思い出しつつ、今のこの時代の金沢で何ができるのかを考えています。

CROSS BORDER 代表
田中正則(Masanori Tanaka)

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